Thursday, September 14, 2006

学問に王道なし

 映画"Pretty Woman"を久しぶりに観た。
前回見たのはおそらく中学生の時、英語の授業で字幕つきを見せられた記憶がある。

 今回見直す気になったのは、英語の学習ということもさりながら、一番の理由は今世間を賑している「敵対的買収」について詳しく知りたかったからだ。
僕は経済に疎い。
その僕の中学生時代に「敵対的買収」などとわかったはずもないので。
"Pretty Woman"については「金持ちのやり手社長と(元)売春婦のラブストーリー」という認識であり、社長がどんな業界の社長かということはイマイチわからなかった。
そこでファンドや敵対的買収という言葉が理解できてきた今日、もう一度"Pretty Woman"を観てみようと思ったのだ。
そういう知識を仕入れて改めて観てみると、ストーリーも違ったものに観えるかもしれん。

 だが結局は前の認識を覆すほどではなかった。やっぱり「金持ちのやり手社長と(元)売春婦のラブストーリー」やな。
まぁ"Pretty Woman"と題名からして女性中心の話なのは、冷静に考え直せばわかったはずだが。
「敵対的買収」に関する英語キーワードも、特に得るものはなかったし。
これもまた、冷静に考えれば「娯楽映画で専門用語連発してもウケない、ので平易な表現にしている」ということくらいわかったはずだが。

 英語とか恋愛とか経済以前に、自分の浅はかさに気づかされた"Pretty Woman"観賞だった。

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